孤独

2002年7月23日
やっぱり孤独だ


無題         中原中也
   
私はおまへのことを思っているよ。
いとおしい、なごやかに澄んだ気持の中に、
昼も夜も浸っているよ、
まるで自分を罪人ででもあるように感じて。

私はおまへを愛しているよ、精一杯だよ。
いろんなことが考へられもするが、考へられても
それはどうにもならないことだしするから、
私は身を棄ててお前に尽そうと思うよ。

またそうすることのほかには、私にはもはや
希望も目的も見出せないのだから
そうすることは、私に幸福なんだ。

幸福なんだ、世の煩ひのすべてを忘れて、
いかなることとも知らないで、私は
おまへに尽せるんだから幸福だ!

*・゜゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*

たとえ君と僕が同じ工場で作られた同じ機能と性能
を持つ同じ品番の
しかも欠陥商品だったが故に二体で製造中止になっ
てしまったロボットだとしても
別々に出荷されてしまったからには簡単に巡り合え
やしないのです。
けれども、僕は知っていました。
僕と双子のロボットが何処かで生活していることを。   

嶽本野ばら

*・゜゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*

詩が好きです。詩はとても。。
私は1人だけど時空を越えて、誰かが詩を
伝えてくれるから。

あ!バイト受かった。

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