温かい

2002年10月27日
血は温かいって本当だった。

今日朝方、私は酷い孤独感によって腕を裂いた。
切り刻んだ。血が流れた。白いシーツが紅くなった。
誰にもこの静かな儀式は理解できないだろう。
私の血は温かい。これが生きてるとゆうことか。
溢れ出すのは涙と血。

寒さと悲しみが私の全身を襲っていた。震えながら煙草に火をつけた。
しばらくして母親が起きてきた。
なんどかの往復のあと私の部屋を覗く。
起きてる私。「どうしたの?」と1言。
昨日借りてたバスカード。
血に気付かずに出て行く。煙草を吸う。
また戻ってきた母。

「なんかあった?」
「・・・」
血に気付いた母はティッシュで私の腕から流れる血を止める。
もうどうでもいい。そんな朝だった。このままでいいのに。。
なんでシーツもってくの。。
いつものように剃刀没収。大切なもの。私が買ったもの。勝手に
もってくな。
返せ。
痛みなんてないのに。本当に痛くないんだ。切っても
切っても痛くない。
辛いのは自分が存在してるとゆーこと。
私が血を体内に忍ばせて生きてるとゆうこと。

誰も助けてなんてくれない。だって誰もいないじゃない。
私はだから自分で自分を助けるしかない。
私のやり方で。
それにはこれが必要なのに。

それから布団に寝転がった。太めのピアスがまだ慣れて
なくて枕に当たっていたかった。
起きたら5時だった。夕方の5時だった。
寝てる時私は夢を見ていた。
夢の中はやっぱり幸せだった。
お寿司を食べて、満腹を知らない。いくつでも食べれる。
味なんてわからないけど美味しい気がした。

ずっと夢の中で生きていきたいって思ってた。
それが幸せだと思う。私にとって。
これは逃げと同じだってわかってるけど、私にはこれしかない。
もう疲れた。。

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